パフォーマー(演者)を中心に、キャラクターアーティスト(着ぐるみ作家)や
クリエイター(演出家・振付家)で構成される着ぐるみの専門家集団である。
関わる者すべてが着ぐるみの深い知見と専門性を有し、それぞれが調和することで
着ぐるみ本来の“オモシロさ”を表現することを目的としている。
他とは一線を画すパフォーマンスであることから、
生み出す表現そのものがマイキーゴーゴーであるとも言える。
生まれた経緯
1987年IMC(現ゴーゴープロダクション)発足当時、被ってなんぼ汗をかいてなんぼの着ぐるみアルバイトから脱却するべく、今までにない道を進もうとしたことが「マイキーゴーゴー」の原点となっている。
他のプロ表現者に比べ着ぐるみ役者に支払われる報酬は、パフォーマンスの対価ではなく労働の対価という意味合いが強いと違和感を感じていた。
代わりのきく仕事に甘んじて、自分ではないキャラクターの人気を享受し、受身で仕事をしているうちは“労働”からは決して抜け出せない。1日の報酬が保障されないどころかエントリーフィーを支払うダンスコンテストや、チケットノルマを課せられる舞台公演に着ぐるみで参加することで、他のプロ表現者と同じスタートラインに立つことから活動をリスタートした。
こうして自己投資を続け、自立したプロ表現者集団としての技術と感覚を磨いていき、数多くのショーをセルフプロデュースするようになり、パフォーマンスの対価として本物のギャランティーを手にするようになる。
名前の由来
1999年に団体名を冠するショーをプロデュースする際、会社名(当時は有限会社IMC)では違和感があることから、改めて呼称を定めることになる。着ぐるみダンスパフォーマンスを武器に活動していたことから、“着る”“舞う”という単語と、身長155cm以下が所属オーディションの条件であることから“55”を組み合わせて、『着て舞う55cm』、、、??、『キーマイゴーゴー』、、、?、『マイキーゴーゴー』!!という名前が生まれた。その後、有限会社IMCから組織変更した際に、マイキーゴーゴーの夢や理想を実現するための会社であるが故に社名を株式会社ゴーゴープロダクションとした。
マイキーゴーゴーと
ダンスの親和性
着ぐるみ役者だった創設メンバーがダンスをプロレベルまで習得し、着ぐるみ作家がダンスの動きを追求した作品を生み出し、振付家が着ぐるみの概念を超える表現を創出したことから実現した『着ぐるみ × ダンス = キャラクターダンス』。それはプロダンサーが着ぐるみを着て踊る表現とは一線を画している。
大きな違いは“キャラ立ち”を際立たせる踊りとして昇華させる表現力とスキル。つまりキャラクター自身がレベルの高いダンスを違和感なく踊ることを成立させ、生き生きとした躍動感や生命力を引き出すことにつながり、多くの観客を魅了する質の高いエンターテインメントへと導いている。しかし、マイキーゴーゴーの真骨頂は決してダンスのみに依存するものではない。
着ぐるみで
着ぐるみを超える
エンターテインメント性の高いパフォーマンスを目指すには着ぐるみそのものの概念を覆す必要がある。街で見かける着ぐるみの多くはアイコンとしてのみ扱われ、着ぐるみ本来の魅力を発揮していない。一般的な着ぐるみでは考えられないマイキーゴーゴーの自立したパフォーマンスは、圧倒的なコミュニケーション能力の高さで枠にとらわれない立ち位置を築きつつ、着実に着ぐるみの再定義を体現している。
マイキーゴーゴーの野望
- 1.自主公演を通じて新エンターテインメントを確立する
- 2.誰もが知るスター(キャラクター)を生み出す
- 3.日本初のエンターテインメントとして米国進出を果たし成功を掴む
マイキーゴーゴーはこれからも走り続けます!
ゴーゴープロダクションについて
着ぐるみ製作からショーの企画・制作・上演、パフォーマーの育成・派遣、当社所属の着ぐるみ専門ダンスチーム「マイキーゴーゴー」のプロデュース及びマネージメント、当社オリジナルキャラクターによるイベント向けレパートリーショーの出張公演、着ぐるみ講習会やショーの振付、着ぐるみ保守管理など、多岐にわたるサービスを提供している、着ぐるみ専門会社です。